令和6年度5月 本会開催
令和6年5月 令和6年度第1回本会を開催しました。
昨年度は行政、委託相談支援事業所、基幹相談支援センターで「あり方検討会」を毎月行ない、自立支援協議会で各部会から見えてきた地域課題を解決するしくみを作ろうと協議を重ねてきました。
その協議を踏まえ、本会が報告を聞く場だけでなく、部会の報告や地域課題について活発に意見交換できる会となるように、今回は本会としては初めてグループワークを取り入れました。
やはり、小さいグループの方が発言しやすかったようで、地域課題や部会に関するお話にとどまらず、日頃の思いや参加者の困りごとまで、多岐に渡るご意見が出ていました。グループワークの30分はあっという間に過ぎ、次回はもう少し長くグループワークの時間を取りたいと思います。
今後とも参加者の皆様のご協力をよろしくお願いします。
令和5年度 「相談支援を広げるプロジェクト」報告
昨今どの地域でも、計画相談事業所や相談支援専門員の不足という地域課題が問題になっています。
当地域でも、障害福祉サービスの利用児者は年々増えているのに、地域の相談支援専門員数は横ばいという状態が続いていました。
そこで、令和5年度は自立支援協議会に「相談支援を広げるプロジェクト」を立ち上げ、集中的にこの課題に取り組むこととなりました。
プロジェクトメンバーは、障がい福祉課、委託相談支援事業所(主に主任相談支援専門員)、基幹相談支援センターです。
毎月の協議を続けながら、以下の取り組みを行ないました。
①特定相談支援事業所開設説明会 開催
令和5年10月6日 16事業所参加 アンケートの実施
②個別訪問(関心のある事業所に各2回ずつ)
開所に関する相談に応じ、疑問点に答える
このような取り組みの結果、もともと検討していた事業所も加えると
令和6年度 新規開設予定事業所 3ヵ所 検討中 2ヵ所
令和7年度以降 開設検討事業所 4ヵ所
という素晴らしい成果を得ることができました!
プロジェクトチームは、いったん終了となりましたが、今後も障がい福祉課、委託相談支援事業所、基幹相談支援センターが協働して、新任相談支援専門員に対する研修や実習を行ない、フォローアップしていく予定です。
このような取り組みが、地域の相談支援体制の強化に繋がると考えています。
今回3者が協働して取り組んだこの経験は、地域課題に取り組むことに対するやりがい、達成感、自信を私達にもたらしてくれました。
うまくいかないことももちろんあると思いますが、今後も一つずつ地域課題の解決に取り組み、「障がいのある人も暮らしやすい地域づくり」を目指していきたいと思います。
令和4年度5月 本会開催
令和4年5月 令和4年度第1回本会を開催しました。
令和3年度3月の第2回本会がコロナ禍で中止となったため、今回は各部会から令和3年度の事業報告と令和4年度の事業計画の報告を行ないました。
今年度の協議会の全体テーマは「一人の困りごとをみんなで考えよう」です。
どの部会でも全体テーマを意識して事業計画を立てたり、地域課題に目を向けようと努力していただき、事務局としても大変心強く感じています。
今後は、協議会としての課題である地域課題解決へのプロセスを具体化していくことに取り組んでいきたいと思っています。
令和3年度11月 相談支援部会&就労支援部会 合同開催
令和3年度11月 相談支援部会と就労支援部会が合同で部会を開催しました。
相談支援事業所、就労支援事業所、特別支援学校、就労支援センター、障がい福祉課など総勢26名の参加者が集まりました。
はじめに、相談支援専門員や事業所から、就労支援に関わる3つの好事例をご報告いただき、その後それぞれの事例をもとにグループごとに意見交換を行ないました。
グループワークでは、事例の内容を深め支援方法のアイデアを出し合ったり、各機関の役割を共有する中から、障がい者を取り巻く支援機関が連携を取り合うことの大切さを確認しました。